腹が痛いと思っていたら卵巣癌だったでござる

自分の体の経過を淡々と書いております。

この毛玉、どうしよう

髪の毛も人並みになって、もうかぶる必要はなくなったこの状況で、このウィッグをどうしようかと悩みつつ、箱に入れて放置。

安いのとはいえそこそこの値段はするものだったし、何ゴミになるかが分らなかったので。

 

その後、この毛玉が生かされることとなる。

 

派遣先の同僚のお母さんが箇所は違うものの同じ状況になったらしく、ちょくちょく相談を受け始める。(派遣先のメンバーには休みの関係でカムアウトしていた)

主は病気にかかったことによるワガママ帰りに対する愚痴だったのだが、ある日

「ウィッグってどこで買った?」と質問されたので、どこでどういう判断で買ったか答える。回答に納得されたものの「ワガママの頂点に達しているしなぁ」と眉間が狭まったので、自分のはもう使っていないので自分ので一回試してみて、良さそうならウィッグを買ってもらって、ダメなら帽子付きとかもあるのでそういうのもいいんじゃないか、と提案してみる。のってくれたので来週にでも持ってくると結論付け、帰ってウィッグをあらって干してする。

 

渡してから2か月後、どうだったか彼女に聞くと

「借りたのをつけてみて大丈夫そうだったから自分でも買ったんだけどね、借りたのを気に入っちゃった、というか、自分で買ったやつが年相応のやつだったんだけどおばさんくさいって言い始めちゃって、自分のやつ使ってない」

 

僕の毛玉は今、彼女のお母さんのもとにあります。

こんなケースはあまりないと思いますので検索するとウィッグの寄付ができるところがあるので送ってみるのも一興かと。